最近、有難い事にSNSなどでヨーロッパでサッカー留学に挑戦をしたいという高校生、大学生そして社会人の方々から、
海外留学にかかる費用 英語、ドイツ語など語学の必要性など様々な質問を頂きましたが、今回は、
僕がこれまでどのようにチームを探してきたか
というのをまとめてみました。
海外サッカーのトライアウトに参加を考えている選手やヨーロッパのサッカー留学に興味がある方などの役に立てたら幸いです。まず僕のドイツ・スイス滞在歴を紹介するとこんな時系列になります。
日本 ↓ ドイツ(1ヶ月) ↓ 日本(半年) ↓ ドイツ(2年) ↓ 日本(1年半) ↓ スイス (もうすぐ1年)
まずドイツで長期サッカー留学をする前に、1ヶ月間ケルンでチーム探しをしました。
当時の僕は、ドイツ語を少しだけ喋ることが出来ましたが、どのようにチームを探したら良いかも分からないし、
- 住居
- ビザ(滞在許可証)
- 保険などなど
サッカー以外のことも何も知らなかったので、
当時は日本人の代理人にお世話になっていました。
チームの紹介、練習の送り迎えや、その他プライベートの部分でのサポートなど、本当にお世話になりました。
僕がドイツで出会った日本人の選手の殆どが、日本人とドイツ人、二人の代理人にお世話になっていて、
費用は高くなってしまいますが、海外サッカーが初めての人にとっては、
本気でサッカーを挑戦する為に、サッカーだけに集中できる時間が確保できるので、投資する価値があるかなと思います。
そして、何より代理人の人が何年もかけて築き上げたコネクションを活かさてもらうので、これは勿論、初の海外挑戦する選手にとっては大きな力になります。
僕自身、今考えてみても当時の僕にしては、かなりレベルの高いチームを紹介してもらいました。あのチャンスを物にしてればと今でも思います。
そして、2年間の長期留学中は、ドイツ人の代理人の人だけにお世話になりました。
自分がドイツ語でコミュニケーションが取れるようになり、一人で不自由なく生きていけると思ったからです。
この時の契約としては、移籍をしたい場合に、1チーム紹介+契約交渉で200ユーロという内容でした。
実際に一度、1年目のシーズンが終わった後に、ハンブルクのチームを紹介してもらい、練習参加をしました。
練習後に交渉をしてもらった結果、僕の所属していたドイツのチームよりもカテゴリーは上でしたが、待遇は良くないと感じましたし、
所属先のチームからも1シーズン目より更に良い待遇のオファーを頂き、チームから本当に必要とされていると感じたので、2年目も同じチームに残留する事にしました。
こういった時に、必ず紙で契約を交わすので、この時は誰かドイツ語をネイティブで分かる人に読んでもらう事をお勧めします。そうでないと後々面倒な事に巻き込まれる可能性があるからです。
そして、2年目の途中からは、
チームメイトや知り合いの方々にドイツでビザを出してくれるチームを探している事を伝えていると、
色々な方から練習参加の話を頂きました。
ドイツ人のアムチュアリーグの選手で、代理人をつけている人、そうでない人がいますが、代理人がいない人は自分で知り合い図手でチームを探していました。
僕もドイツにいる時は、日本人の選手からチームを紹介して欲しいという話がよくありましたし、今はブログやSNSの方からも連絡がきます。
その国で暮らせる自信があれば、実際にそのように色々な人に当たってみて、知人を介してチーム探しも良いと思います。
そして、スイスでのチーム探しに関しては、
とにかく直接チームにメールしたり、電話したり、直接会いに行ったりしました。
スイスで代理人もサッカー関係の知人もいなかったので、自分で0からやって行くしかなかったです。
しかし最低限、スイスがドイツ語圏であるという事は、僕にとって大きなプラス要素でした。
正直、取り敢えず飛び込むというのは、労力と時間がかかるので、早く実績を積みたい人には、あまりオススメできないかもしれないですが、結構やってみると面白いのです。
以上をまとめてみると、僕がこれまで海外でチーム探しをする際にどうやって探したかをまとめてみると
1. 日本人の代理人と共に 2. ドイツ人の代理人と共に 3. チームメイト、知人図手 4. クラブに直接交渉
というようになります。
勿論、現場ありきなので、選手としてのクオリティは高くなければ、チームも決まらないですし、決まってからも試合に出れずベンチメンバーいなってしまうなどなどあります。
しかし自分で自発的にチームを探すことは大切なことだと思います。
これから海外挑戦を考えている方々の参考になればと思います。
ここまで読んで頂きありがとうございました!